1 | われらの汚れの あがないのため 抱(いだ)ける汝(な)が子は さからい受けん シメオンの言葉に み胸くだかれ なやめる聖母の みこころ悲し |
2 | 天使のお告げの 言葉のままに やすけき思いも しばしの夢と おさな子 守りて 砂漠のやみを 旅ゆく聖母の みこころ悲し |
3 | 過越しおわりぬ 都を出(い)でて いそげる家路に わが子はあらず おどろき帰りて さがし求めし いためる聖母の みこころ悲し |
4 | 罪なき神の子 十字架にない 傷つき疲れて 歩ませたもう 昔に変わりし みすがた眺め 添い行く聖母の みこころ悲し |
5 | ヨハネよ今日より マリアは母ぞ すべての人みな 等しくその子 やさしきイエズスの 言葉にむせび たたずむ聖母の みこころ悲し |
6 | するどき槍にて 裂かれしみ子は わが事(こと)成れりと 息絶えたもう 血に染む亡骸(なきがら) み膝にいだき きずつく聖母の みこころ悲し |
7 | 罪びとわがため 打たれしみ子は ゴルゴタの丘に 眠りたまえり 悲しみきわめし われらの聖母 心のいたみを 分(わか)たせたまえ |
◆ 4分の4拍子: 一拍目から始まります。 ● 「イエズス」は、「イエ・ズ・ス」の三音で発音します。 |
1 | [わ]れらのー [け]がーれの [あ]がない[の] ため [い]だけるー [な]がーこは [さ]からい [う]けん [シ]メーオンの [こ]とばに [み]むね く[だ]かれ [な]やめる [せ]いぼの [み]こころー [か]なし |
2 | [て]んしのー [お]つーげの [こ]とばの [ま]まに [や]すけきー [お]もーいも [し]ばしの [ゆ]めと [お]さーなご [ま]もりて [さ]ばくの [や]みを [た]びゆく [せ]いぼの [み]こころー [か]なし |
3 | [す]ぎこしー [お]わーりぬ [み]やこを [い]でて [い]そげるー [い]えーじに [わ]がこは [あ]らず [お]どーろき [か]えりて [さ]がし も[と]めし [い]ためる [せ]いぼの [み]こころー [か]なし |
4 | [つ]みなきー [か]みーのこ [じゅ]うじか [に]ない [き]ずつきー [た]おーれて [あ]ゆませ[た]もう [む]かーしに [か]わりし [み]すがた [な]がめ [そ]いゆく [せ]いぼの [み]こころー [か]なし |
5 | [ヨ]ハネよー [きょ]うーより [マ]リアは [は]はぞ [す]べてのー [ひ]とー みな [ひ]としく [そ]のこ [や]さーしき [イエ]ズスの [こ]とばに [む]せび [た]たずむ [せ]いぼの [み]こころー [か]なし |
6 | [す]るどきー [や]りーにて [さ]かれし [み]こは [わ]がことー [な]れーりと [い]きたえ[た]もう [ち]にー そむ [な]きがら [み]ひざに [い]だき [き]ずつく [せ]いぼの [み]こころー [か]なし |
7 | [つ]みびとー [わ]がーため [う]たれし [み]こは [ゴ]ルゴター[の] おーかに [ね]むりた[ま]えり [か]なーしみ [き]わめし [わ]れらの [せ]いぼ [こ]ころの [い]たみを [わ]かたせー[た]まえ |
First upload: Feb 12, 2002 / Last modification: Oct 19, 2009 on F200