1 | ゴルゴタの山の 十字架の上に 釘つけられにし 神の小羊 からくれないの 血潮ながして あめなる御門(みかど)を 開きたまえり |
2 | 麗(うる)わしかりにし み顔の色も その御手(みて)御足(みあし)も 色あおざめて いまわのきわの はげしき悩み 主は受け給えり 我等のために |
3 | みちから失去(うせさ)り 頚首(うなじ)を垂れて この世の息さえ 絶え果(はて)ませる 主のみくるしみ みな我が為よ かしこみ仰ぎて 君をば愛せん |
▲ からくれなゐ(韓紅・唐紅): (韓国から渡来した紅⇒)鮮紅色。
紅色のあざやかなのを賞賛していう。 ◆ 4分の4拍子: 一拍目から始まります。 |
1 | [ゴ]ルゴタ[の] やまの [じゅう]じかの [う]えに [く]ぎ つけ[ら]れにし [か]みの こ[ひ]つじ [か]らくれ[な]いの [ち]しお な[が]して [あ]めなる [み]かどを [ひ]らきた[ま]えり |
2 | [う]るわし[か]りにし [み]かおの [い]ろも [そ]の みて [み]あしも [い]ろ あお[ざ]めて [い]まわの [き]わの [は]げしき [な]やみ [しゅ]は うけ[た]まえり [わ]れらの [た]めに |
3 | [み]ちから [う]せさり [う]なじを [た]れて [こ]のよの [い]きさえ [た]えはて[ま]せる [しゅ]の みく[る]しみ [み]な わが[た]めよ [か]しこみ [あ]おぎて [き]みをば [あ]いせん |