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苦難 【ゴルゴタの山】 (公教聖歌 #172)

ゴルゴタの山の 十字架の上に
釘つけられにし 神の小羊
からくれないの 血潮ながして
あめなる御門(みかど)を 開きたまえり
麗(うる)わしかりにし み顔の色も
その御手(みて)御足(みあし)も 色あおざめて
いまわのきわの はげしき悩み
主は受け給えり 我等のために
みちから失去(うせさ)り 頚首(うなじ)を垂れて
この世の息さえ 絶え果(はて)ませる
主のみくるしみ みな我が為よ
かしこみ仰ぎて 君をば愛せん


▲ からくれなゐ(韓紅・唐紅): (韓国から渡来した紅⇒)鮮紅色。 紅色のあざやかなのを賞賛していう。
◆ 4分の4拍子: 一拍目から始まります。

[ゴ]ルゴタ[の] やまの [じゅう]じかの [う]えに
[く]ぎ つけ[ら]れにし [か]みの こ[ひ]つじ
[か]らくれ[な]いの [ち]しお な[が]して
[あ]めなる [み]かどを [ひ]らきた[ま]えり
[う]るわし[か]りにし [み]かおの [い]ろも
[そ]の みて [み]あしも [い]ろ あお[ざ]めて
[い]まわの [き]わの [は]げしき [な]やみ
[しゅ]は うけ[た]まえり [わ]れらの [た]めに
[み]ちから [う]せさり [う]なじを [た]れて
[こ]のよの [い]きさえ [た]えはて[ま]せる
[しゅ]の みく[る]しみ [み]な わが[た]めよ
[か]しこみ [あ]おぎて [き]みをば [あ]いせん