1 | おのが弟子に裏切られ 仇(あた)の手にわたされて あわれ神のこひつじは 縄うけ引かれましぬ (をりかへし) 噫(ああ)之(これ)よ誰(た)がためにぞも よみに落つべき我を 救いまさんためなるを おろそかにな思いそ |
2 | 荊棘(ばら)の冠(かむり)かむせられ み顔につばきせられ よしにて頭(こうべ)を打たれ 御衣(みけし)をはがれましぬ (をりかへし) 噫(ああ)之(これ)よ誰(た)がためにぞも よみに落つべき我を 救いまさんためなるを おろそかにな思いそ |
3 | かなしよカルワリオ山 悪しき二人(ふたり)のなかに 十字架に張(はり)付けられて 主は嘲(あざ)けられましぬ (をりかへし) 噫(ああ)之(これ)よ誰(た)がためにぞも よみに落つべき我を 救いまさんためなるを おろそかにな思いそ |
4 | み父よなど棄て給うと 叫びてみまかりしを やりをもて御脇(みわき)つかれ 血と水ながしましぬ (をりかへし) 噫(ああ)之(これ)よ誰(た)がためにぞも よみに落つべき我を 救いまさんためなるを おろそかにな思いそ |
◆ 4分の2拍子: 一拍目から始まります。 |
1 | [お]のが [で]しに [う]らぎ[らー][れ] [あ]たの [て]に わ[たー]され[てー] [あ]われ [か]みの [こ]ひつ[じー][は] [な]わう[け] ひか[れ]まし[ぬー] (をりかへし) [あ]あ これ[よ] たが [たー]めに[ぞ]も [よー]みに [お]つべ[きー] われ[をー] [す]くい[ま]さん [た]めな[るー][を] [お]ろそ[か]にな [おー]もい[そー] |
2 | [ば]らの [か]むり [か]むせ[らー][れ] [み]かお[に] つば[きー] せら[れー] [よ]しに[て] こう[べ]を う[たー][れ] [み]けし[を] はが[れ]まし[ぬー] (をりかへし) [あ]あ これ[よ] たが [たー]めに[ぞ]も [よー]みに [お]つべ[きー] われ[をー] [す]くい[ま]さん [た]めな[るー][を] [お]ろそ[か]にな [おー]もい[そー] |
3 | [か]なし[よ] カル[ワ]リオ[やー][ま] [あ]しき [ふ]たり[のー] なか[にー] [じゅう]じか[に] はり[つ]けら[れー][て] [しゅ]は あ[ざ]けら[れ]まし[ぬー] (をりかへし) [あ]あ これ[よ] たが [たー]めに[ぞ]も [よー]みに [お]つべ[きー] われ[をー] [す]くい[ま]さん [た]めな[るー][を] [お]ろそ[か]にな [おー]もい[そー] |
4 | [み]ちち[よ] など [す]てた[も]う[と] [さ]けび[て] みま[かー]りし[をー] [や]りを[も]て み[わ]き つ[かー][れ] [ち]と み[ず] なが[し]まし[ぬー] (をりかへし) [あ]あ これ[よ] たが [たー]めに[ぞ]も [よー]みに [お]つべ[きー] われ[をー] [す]くい[ま]さん [た]めな[るー][を] [お]ろそ[か]にな [おー]もい[そー] |