1 | はしら擔(にな)いつ カルワリオに あえぎあえぎ 登らせたもう ああ誰(た)が為か なやみませる |
2 | 春まだあさく ニサンのつき やま路(ぢ)なやみ たおれましし いたましき様(さま) かしこきかも |
3 | みかおは紅(あけ)に ちりやまみる 汗つわぶき いばらのきず 亂(ろうが)わしくも 見たてまつる |
4 | 岡上(おかえ)のはしら なにを語る み手み足よ みわきばらよ いつつのみ傷 あいのいずみ |
5 | 主よ我身はも うき世のきず かずはあれど たずき知らに 主と共にこそ しのぎゆかめ |
▲ らうがはし(乱がはし): 乱雑である、さわがしい、やかましい。 ▲ たづき(方便): 手段、方法、手がかり。 ◆ 4分の4拍子: 四拍目から始まります。 ● 第二節の歌詞「やま路」は、譜面では「やまぢ」、歌詞段では「やみ路」と なっています。ここでは、譜面に記載された歌詞を優先しています。 |
1 | は[し]ら になー[い]つ カ[ル]ワーリオ[に] あ[え]ぎ あえー[ぎ] の[ぼ]らせたー[もう] あ[あ] たが たー[め]か な[や]みーませー[る] |
2 | は[る] まだあー[さ]く ニ[サ]ンーの つ[き] や[ま]ぢ なやー[み] た[お]れましー[し] い[た]ましきー [さ]ま か[し]こーきかー[も] |
3 | み[か]おは あー[け]に ち[り]やーまみ[る] あ[せ]つわぶー[き] い[ば]らの きー[ず] ろ[う]がわしー[く]も み[た]てーまつー[る] |
4 | お[か]えの はー[し]ら な[に]をー かた[る] み[て] みあしー[よ] み[わ]きばらー[よ] い[つ]つの みー[き]ず あ[い]のー いずー[み] |
5 | しゅ[よ] わがみー[は]も う[き]よーの き[ず] か[ず]は あれー[ど] た[ず]き しらー[に] しゅ[と] ともにー[こ]そ し[の]ぎーゆかー[め] |