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十字架 【ほめよたたえよ】 (公教聖歌 #187)

頌(ほ)めよたたえよ 千代(ちよ)萬ず代(よろずよ)に
こよなき寶(たから)の Cき十字架を
あまつみくにを 憧がれ行けば
十字架の橋立て Cくかがやく
世のなみかぜは 吹(ふき)や荒(あ)るとも
十字架の導びく みちぞ安けき
攻めよる仇(あた)も 荒(あら)ぶる獅子も
十字架に戦慄(おのの)き 疾(とく)こそ逃ぐれ
あめにゆくまで 間なく暇なく
十字架を掲(かかげ)なん みちの枝折(しおり)に
あまつみくにの すくいの門(かど)を
開くは十字架の 血に染(そ)む鍵ぞ
あなとうとしや すくいの道の
しるべも著(しる)けき 聖教(みのり)の十字架

▲ しをり(枝折り): 山道などで木の枝を折って道のしるべとすること。 案内。
◆ 4分の3拍子: 三拍目から始まります。

 
ほ[め]よ たた[え]よ [ち]よ よろ[ず]よに
[こ]よなき [た]からの [き]よき じゅう[じ]かを
あ[ま]つ みく[に]を [あ]こがれ [ゆ]けば
[じゅう]じかの [は]しだて [き]よく か[が]やく
よ[の] なみか[ぜ]は [ふ]きや あ[る]とも
[じゅう]じかの [み]ちびく [み]ちぞ や[す]けき
せ[め]よる あ[た]も [あ]らぶる [し]しも
[じゅう]じかに [お]ののき [と]くこそ [に]ぐれ
あ[め]に ゆく[ま]で [ま]なく ひ[ま]なく
[じゅう]じかを [か]かげなん [み]ちの し[お]りに
あ[ま]つ みく[に]の [す]くいの [か]どを
[ひ]らくは [じゅう]じかの [ち]に そむ [か]ぎぞ
あ[な] とうと[し]や [す]くいの [み]ちの
[し]るべも [し]るけき [み]のりの [じゅう]じか