1 | 頌(ほ)めよたたえよ 千代(ちよ)萬ず代(よろずよ)に こよなき寶(たから)の Cき十字架を |
2 | あまつみくにを 憧がれ行けば 十字架の橋立て Cくかがやく |
3 | 世のなみかぜは 吹(ふき)や荒(あ)るとも 十字架の導びく みちぞ安けき |
4 | 攻めよる仇(あた)も 荒(あら)ぶる獅子も 十字架に戦慄(おのの)き 疾(とく)こそ逃ぐれ |
5 | あめにゆくまで 間なく暇なく 十字架を掲(かかげ)なん みちの枝折(しおり)に |
6 | あまつみくにの すくいの門(かど)を 開くは十字架の 血に染(そ)む鍵ぞ |
7 | あなとうとしや すくいの道の しるべも著(しる)けき 聖教(みのり)の十字架 |
▲ しをり(枝折り): 山道などで木の枝を折って道のしるべとすること。
案内。 ◆ 4分の3拍子: 三拍目から始まります。 |
1 | ほ[め]よ たた[え]よ [ち]よ よろ[ず]よに [こ]よなき [た]からの [き]よき じゅう[じ]かを |
2 | あ[ま]つ みく[に]を [あ]こがれ [ゆ]けば [じゅう]じかの [は]しだて [き]よく か[が]やく |
3 | よ[の] なみか[ぜ]は [ふ]きや あ[る]とも [じゅう]じかの [み]ちびく [み]ちぞ や[す]けき |
4 | せ[め]よる あ[た]も [あ]らぶる [し]しも [じゅう]じかに [お]ののき [と]くこそ [に]ぐれ |
5 | あ[め]に ゆく[ま]で [ま]なく ひ[ま]なく [じゅう]じかを [か]かげなん [み]ちの し[お]りに |
6 | あ[ま]つ みく[に]の [す]くいの [か]どを [ひ]らくは [じゅう]じかの [ち]に そむ [か]ぎぞ |
7 | あ[な] とうと[し]や [す]くいの [み]ちの [し]るべも [し]るけき [み]のりの [じゅう]じか |