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スタバト・マーテル 【みこの十字架(一)】 (公教聖歌 #192)

み子の十字架の 
み下(もと)に佇(たた)ずみ み母なげかす
剣さしたりや
み心のいたで え堪(た)えで在(おわ)す
憂いやいかなる
み神の愛子(まなご)の 母のみこころ
偲ぶもかしこし
子を思(も)うみ親の み胸の痛み
見る眼も惨(いた)わし
忍びて誰(たれ)かは たもと濡(ぬら)さぬ
み子のみ苦しみ
嘆きます母の みすがた悲し
例(たと)しえもあらぬ
十字架の悩み み母見ませり
いとも傷(いた)ましき
いまわのみ姿 み母見ませり
みいのち終りて
み母は悲しみ あめつち暗し
聖母(みはは)よわれにも
主を思(も)う心を 足らわせ給え
かくもわが為に
主こそ苦(くるし)みを うけ給いしか
愛のいた手(で)なる
五つのみ傷よ われに印(しる)させ
世にある限りは
み母とともにぞ 御子を偲ばなん
十字架のもとに
ひれふして我や 嘆かいあらなん
み母よわれはも
みそばに侍(はべ)りて いのりや為(せ)まし
いでや勇み立ち
世と戦いつつ みあとしたわな

◆ 4分の4拍子: 一拍目から始まります。

[み]この じゅ[う]じかの
[み]もとに [た]たずみ [み]はは な[げ]かす
[つ]るぎ さ[し]たりや
[み]こころ[の] いたで [え]たえで [お]わす
[う]れいや [い]かなる
[み]かみの [ま]なごの [は]はの み[こ]ころ
[し]のぶも [か]しこし
[こ]を もう [み]おやの [み]むねの [い]たみ
[み]る めも [い]たわし
[し]のびて [た]れかは [た]もと ぬ[ら]さぬ
[み]この み[く]るしみ
[な]げきま[す] ははの [み]すがた [か]なし
[た]としえ[も] あらぬ
[じゅ]うじか[の] なやみ [み]はは み[ま]せり
[い]とも い[た]ましき
[い]まわの [み]すがた [み]はは み[ま]せり
[み]いのち [お]わりて
[み]ははは [か]なしみ [あ]めつち [く]らし
[み]ははよ [わ]れにも
[しゅ]を もう [こ]ころを [た]らわせ[た]まえ
[か]くも わ[が]ために
[しゅ]こそ く[る]しみを [う]けたま[い]しか
[あ]いの い[た]でなる
[い]つつの [み]きずよ [わ]れに し[る]させ
[よ]に ある [か]ぎりは
[み]ははと [と]もにぞ [み]こを し[の]ばなん
[じゅう]じかの [も]とに
ひ[れ]ふして [わ]れや [な]げかい[あ]らなん
[み]ははよ [わ]れはも
[み]そばに [は]べりて [い]のりや [せ]まし
[い]でや い[さ]みたち
[よ]と たた[か]いつつ [み]あと し[た]わな