1 | しろたえの衣(きぬ)に 心さやけく 棕櫚(しゅろ)の葉 翳(かざ)して よろこび躍(おど)れ 主は死に打勝ち 甦(よみが)えりましぬ (をりかへし) あめつちこぞり さけびうたえ 主のみさかえを |
2 | 朽ちざる生命(いのち)を 世に備えんと 死のま悲(がな)しみを うち消し給い 黄泉路(よみぢ)の門(かど)をし 毀(こぼ)ち給いけり (をりかへし) あめつちこぞり さけびうたえ 主のみさかえを |
3 | かく甦(よみが)えりて 主の御榮(みさか)えは かくるる方(かた)なく みちちの右に 今こそのぼりて とりなしの主(あるじ) (をりかへし) あめつちこぞり さけびうたえ 主のみさかえを |
4 | 仰げやもろびと み空も高く かみの都(みやこ)をば 統治(すべし)らします わが大君(おおぎみ)をぞ 思い偲(しの)びつつ (をりかへし) あめつちこぞり さけびうたえ 主のみさかえを |
▲ しろたへ(白栲・白妙): 白い色の栲の布。白い色、白いこと。 ▲ さやけし: 清い、すんでいる。 ▲ 毀つ: うちくずす、こわす、破る。削り取る。 ◆ 4分の4拍子 : 一拍目から始まります。 |
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[し]ろたえ[の] きぬに [こ]ころ さー[や]けく [しゅ]ろの は [か]ざして [よ]ろこびー [お]どれ [しゅ]は しに [う]ちかーち [よ]みがえ[り]ましーぬ (をりかへし) [あ]めつち [こ]ぞり [さ]けび[う]たえ [しゅ]の みーさー[か]えを |
2 | [く]ちざる [い]のちを [よ]に そなー[え]んと [し]の まが[な]しみを [う]ちけしー[た]まい [よ]みぢの [か]どをーし [こ]ぼちた[ま]いけーり (をりかへし) [あ]めつち [こ]ぞり [さ]けび[う]たえ [しゅ]の みーさー[か]えを |
3 | [か]く よみ[が]えりて [しゅ]の みさー[か]えは [か]くるる [か]たなく [み]ちちのー [み]ぎに [い]まこそ [の]ぼりーて [と]りなし[の] あるーじ (をりかへし) [あ]めつち [こ]ぞり [さ]けび[う]たえ [しゅ]の みーさー[か]えを |
4 | [あ]おげや [も]ろびと [み]そらもー [た]かく [か]みの み[や]こをば [す]べしらー[し]ます [わ]が おお[ぎ]みをーぞ [お]もいし[の]びつーつ (をりかへし) [あ]めつち [こ]ぞり [さ]けび[う]たえ [しゅ]の みーさー[か]えを |