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尊き聖堂(みや)ぬち 主はおわして 無くてぞえ堪(たえ)ぬ いのちのかて 朝(あさ)な朝(さ)なたもう 幸よよろこびよ たたえうたも なみだ繁(しみ)み |
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岡上(おかえ)の高樓(たかどの) み弟子つどえ 死の日過越(すぎこ)せの いのちの御餐(みけ) とうとき血と肉 形見の御式典(みのり)よ つぎに継ぎて いくちとせぞ |
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ことば人となり 世にくだりて 今はホスチアの みすがたもて 食(お)す身を養ない 靈(たま)を生(いか)したもう ああみめぐみ うれしきかも |
▲ あさなさな: 毎朝。→「あさなあさな」の略 ▲ たかどの(高殿): 高く造った殿。二階以上重ねて造った家。高楼。 ▲ みけ(御食・御饌): (み=尊敬の意、け=食物) 神、または天皇にさしあげる食料。 ▲ のり(法・則): 基準、模範、手本。規則、法律、法令。 仏法、仏教、仏典。仏事。 ◆ 4分の4拍子 : 4拍目から始まります。 |
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と[う]とき み[や]ぬち しゅー[は] おーわし[て] な[く]てぞえ [た]えぬ いー[の]ちーの か[て] あ[さ]な さな [た]もーう さ[ち]よ よろ[こー]びよ た[た]えうた[もー] な[み]だー しみ[み] |
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お[か]えの た[か]どの みー[で]しー つど[え] し[の]ひ すぎ[こ]せの いー[の]ちーの み[け] と[う]とき ち[と]にーく か[た]みの み[のー]りよ つ[ぎ]に つぎ[てー] い[く]ちーとせ[ぞ] |
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こ[と]ば ひと[と]なり よー[に] くーだり[て] い[ま]は ホス[チ]アの みー[す]がーたも[て] お[す] みを や[し]なーい た[ま]を いか[しー]たもう あ[あ] みめぐ[みー] う[れ]しーきか[も] |