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聖母月 【さつきのきさい】 (公教聖歌 #358)

皐月(さつき)のきさいを さつきは歌(うと)う
ひと年(とせ)めぐりて ゆり咲く五月(ごがつ)
マリア祝しませ 祝せられませ
マリアの御前(みまえ)に 千草(ちぐさ)みだれて
色とりどりにぞ におう國原(くにばら)
み飾りに為(せ)まく 地は咲(さき)出でぬ
みどりの牧場に み母の子等(こら)は
羊のごとくぞ 群れ集いつつ
さゆり手に翳(かざ)し ことほぎ奉(まつ)る
み母立ちませば あまつ風吹き
世は宛(さな)がらなる とこ春なして
みははの御(み)恵み 地に満(みち)足ろう

▲ ちぐさ(千草)): 種々の草。多くの草。
▲ くにはら(國原): ひろびろと開けた土地。平野。
▲ さゆり(小百合): (さ:接頭語) ゆりの花の美称。
◆ 4分の4拍子: 4拍目から始まります。

さ[つ]きの き[さ]いを さ[つ]きは う[と]う
ひ[と]とせー めー[ぐ]りて ゆー[り] さく ご[が]つ
マ[リ]ア しゅく[し]ませ しゅ[く]せられ[ま]せ
マ[リ]アの み[ま]えに ち[ぐ]さ みだ[れ]て
い[ろ] とりーど[り]にぞ にー[お]う くに[ば]ら
み[か]ざりに [せ]まく ち[は] さきい[で]ぬ
み[ど]りの ま[き]ばに み[は]はの こ[ら]は
ひ[つ]じのー ごー[と]くぞ むー[れ] つどい[つ]つ
さ[ゆ]り てに [か]ざし こ[と]ほぎ ま[つ]る
み[は]は たち[ま]せば あ[ま]つ かぜ [ふ]き
よ[は] さなーがー[ら]なる とー[こ]はる な[し]て
み[は]はの み[め]ぐみ ち[に] みちた[ろ]う