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ロザリオ第一串 【みつかいの】 (公教聖歌 #374)

天使(みつかい)の宣り給えば 謙下りますマリア
み救の聖子(みこ)の母と まこと定りましぬ
(をりかへし)
み冠りはロザリオ 薔薇の花うち香り
いのりは珠の數々(かずかず) みまえに漂(ただよ)えかし
やまざとにその友垣(ともがき) 惠み訪(おとな)いませば
我主の御母來ますと 胎の子は躍(おどり)たり
(をりかへし)
み冠りはロザリオ 薔薇の花うち香り
いのりは珠の數々(かずかず) みまえに漂えかし
玉の臺(うてな)をしりぞけ 賎が馬屋(まや)に來りて
救のみ子あれましぬ 聖き母の宿りに
(をりかへし)
み冠りはロザリオ 薔薇の花うち香り
いのりは珠の數々(かずかず) みまえに漂えかし
掟をば無みしまさで 大宮に嬰り兒(みどりご)を
み父の聖手(みて)に委ねて 捧げ奉りし聖母(みはは)
(をりかへし)
み冠りはロザリオ 薔薇の花うち香り
いのりは珠の數々(かずかず) みまえに漂えかし
み父の家に來りて み子暫し御目(おめ)離(さか)り
再びみ母の御手に 歸(かえ)り給うよろこび
(をりかへし)
み冠りはロザリオ 薔薇の花うち香り
いのりは珠の數々(かずかず) みまえに漂えかし

▲ ともがき(友伴・朋友): 友だち、友人。
▲ たまのうてな(珠のうてな): 豪華な建物。
▲ おほみや(大宮): 皇居の総称。
▲ さかる(離る): 離れる、遠ざかる。
◆ 4分の4拍子: 1拍目から始まります。

[み]つかいの [の]りたまえば [へ]りくだりま[すー] マリア
[み]すくいの [み]この ははと [ま]こと さだま[り]ましぬ
(をりかへし)
[み]かむりは [ロー]ザーリオ [ば]らの はな う[ち]かおり
[い]のりは た[ま]の かずかず [み]まえに ただ[よ]えかし
[や]まざとに [そ]のともがき [め]ぐみ おとな[いー]ませば
[わ]がしゅの み[は]は きますと [た]いのこは お[ど]りたり
(をりかへし)
[み]かむりは [ロー]ザーリオ [ば]らの はな う[ち]かおり
[い]のりは た[ま]の かずかず [み]まえに ただ[よ]えかし
[た]まの うて[な]を しりぞけ [し]ずが まやに [きー]たりて
[す]くいの み[こ] あれましぬ [き]よき ははの [や]どりに
(をりかへし)
[み]かむりは [ロー]ザーリオ [ば]らの はな う[ち]かおり
[い]のりは た[ま]の かずかず [み]まえに ただ[よ]えかし
[お]きてをば [な]みしまさで [お]おみやに み[どー]りごを
[み]ちちの み[て]に ゆだねて [さ]さげまつり[し] みはは
(をりかへし)
[み]かむりは [ロー]ザーリオ [ば]らの はな う[ち]かおり
[い]のりは た[ま]の かずかず [み]まえに ただ[よ]えかし
[み]ちちの い[え]に きたりて [み]こ しばし お[めー]さかり
[ふ]たたび み[は]はの みてに [か]えりたもう [よ]ろこび
(をりかへし)
[み]かむりは [ロー]ザーリオ [ば]らの はな う[ち]かおり
[い]のりは た[ま]の かずかず [み]まえに ただ[よ]えかし


楽譜

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