1 |
見よやゲッセマニの園 み子は血の汗繁く 誰(た)がためぞ祈り在(ませ)る わが心も刺さるる (をりかへし) みははよわがために み子に取次ぎ給い 切なるわが祈りをば な為(せ)そ空しき聲(こえ)と |
2 |
罪なきさえ鞭打たれ 御肌あけに染みて わがために償いせす なぞ我斯(かく)あるべき (をりかへし) みははよわがために み子に取次ぎ給い 切なるわが祈りをば な為(せ)そ空しき聲(こえ)と |
3 |
人の嘲み茨なる 棘なやましき冠 主の御名を誰かは恥ず 我ぞ君に従わん (をりかへし) みははよわがために み子に取次ぎ給い 切なるわが祈りをば な為(せ)そ空しき聲(こえ)と |
4 |
生木はおもし十字架 二度(ふたたび)みたび倒れ いたましき主の道行 その木我にも賜え (をりかへし) みははよわがために み子に取次ぎ給い 切なるわが祈りをば な為(せ)そ空しき聲(こえ)と |
5 |
われからと御壽(みいのち)捨て 民を生かしむる君 あやに尊ときその釘 罪の身にも打(うち)てよ (をりかへし) みははよわがために み子に取次ぎ給い 切なるわが祈りをば な為(せ)そ空しき聲(こえ)と |
▲ あやに: なんともいいようがないほど。 ◆ 4分の4拍子: 1拍目から始まります。 |
1 |
[み]よや ゲッ[セ]マニのその [み]こは ちのあ[せ] しげく [た]がためぞ [い]のりませる [わ]がこころも [さ]さるる (をりかへし) [み]ははよ わ[がー]たーめに [み]こに とりつ[ぎ]たまい [せ]つなる わ[が]いのりをば [な]せそ むなし[き] こえと |
2 |
[つ]みなきさ[え] むちうたれ [み]はだ あけに [そ]みーて [わ]がために [つ]ぐのいせす [な]ぞ われ かく[あ]るべき (をりかへし) [み]ははよ わ[がー]たーめに [み]こに とりつ[ぎ]たまい [せ]つなる わ[が]いのりをば [な]せそ むなし[き] こえと |
3 |
[ひ]との あざ[み] いばらなる [と]げ なやまし[き] かむり [しゅ]の みなを [た]れかは はず [わ]れぞ きみに [し]たがわん (をりかへし) [み]ははよ わ[がー]たーめに [み]こに とりつ[ぎ]たまい [せ]つなる わ[が]いのりをば [な]せそ むなし[き] こえと |
4 |
[な]まきは お[も]し じゅうじか [ふ]たたび み[た]び たおれ [い]たましき [しゅ]の みちゆき [そ]のき われに[も] たまえ (をりかへし) [み]ははよ わ[がー]たーめに [み]こに とりつ[ぎ]たまい [せ]つなる わ[が]いのりをば [な]せそ むなし[き] こえと |
5 |
[わ]れからと [み]いのち すて [た]みを いかし[む]る きみ [あ]やに とう[と]き そのくぎ [つ]みの みにも [う]ちてよ (をりかへし) [み]ははよ わ[がー]たーめに [み]こに とりつ[ぎ]たまい [せ]つなる わ[が]いのりをば [な]せそ むなし[き] こえと |