1 |
死の刺よ今いずこ 主こそ束縛(なわめ)を解きて 甦えりまししか 我も亦(また)かくぞあらん |
2 |
あれ見よ雲は開け みそらに主は昇りて み國のそのさかえ 我にもや賜わりなん |
3 |
聖靈は豊(ゆた)にくだり み弟子に宿りせすを などわれに否みて 來(きま)さでやはあるべき |
4 |
御子のみ許に昇り よろこびます御母に いざ御歌(みうた)ささげて 死の日の幸を祈らん |
5 |
あまつ后(きさい)のかむり 聖母うけましませば 我等もまた小さき 終(つい)のかむり得まほし |
◆ 4分の3拍子: 1拍目から始まります。 |
1 |
[し]のは[り]よ い[ま]いず[こ] しゅ[こ]そ な[わ]め[を] とき[て] [よ]みが[え]り[ま]しし[か] わ[れ]も ま[た] か[く]ぞ[あ]らん |
2 |
[あ]れみ[よ] くも[は]ひら[け] み[そ]らに [しゅ]は[の]ぼり[て] [み]くに[の] そ[の]さか[え] わ[れ]にも[や] た[ま]わ[り]なん |
3 |
[み]たま[は] ゆた[に]くだ[り] み[で]しに [や]ど[り]せす[を] [な]どわ[れ]に [い]なみ[て] き[ま]さで[や]は[あ]る[べ]き |
4 |
[み]この [み]もと[に] のぼ[り] よ[ろ]こび[ま]す [み]はは[に] [い]ざ み[う]た [さ]さげ[て] し[の]ひの [さ]ち[を] い[の]らん |
5 |
[あ]まつ [き]さい[の] かむ[り] み[は]は う[け]ま[し]ませ[ば] [わ]れら[も] ま[た] ちさ[き] つ[い]のか[む]り [え]ま[ほ]し |