1 |
誰が建てつる その家ぞも 例しえもなき 奇すわしさよ 麗わしさよ 類いやはある |
2 |
雨やは打て 風やは吹け あめつちの共(むた) うごきぞなき 石ずえこそ 聖なるいわお |
3 |
まみえしとき 家つくりは 立どころにて 岩ペトロと 君名指して 備えおきてし |
4 |
カイザリアの 道のほとり 君のことばに 主は汝が身を 定めましき 「よき礎」と |
5 |
三たび否み 三度請けて 神のひつじの 総司と 言寄されて 君こそは立て |
6 |
羅馬(ロマ)にいのち 主に捧ぐと 倒(さか)磔けを 仇に乞いし うまし君の み證しぞよき |
7 |
千代八千代に 時はうつれ 移ろいなきは 神の家よ その榮えよ その強き名よ |
▲ むた(共): 〜とともに。 ▲ ことよす(言寄す): ことづてる。託する。 ▲ あた(仇、敵、賊): 自分に害をなすもの。 ▲ うまし: 申し分がない。立派だ、すばらしい。 ◆ 4分の4拍子: 4拍目から始まります。 |
1 |
た[が] たてつ[る] そー[の]いえぞ[も] たー[と]しえも[な]き くー[す]わしさ[よ] う[る]わしさ[よ] た[ぐ]いやーはー[あ]る |
2 |
あ[め]やは う[て] かー[ぜ]やは ふ[け] あー[め]つちの [む]た うー[ご]きぞ な[き] い[し]ずえこ[そ] せ[い]なるー いー[わ]お |
3 |
ま[み]えしと[き] いー[え]つくり[は] たー[ち]どころ[に]て いー[わ]ペトロ[と] き[み] なざし[て] そ[な]え おーきー[て]し |
4 |
カ[イ]ザリア[の] みー[ち]の ほと[り] きー[み]の こと[ば]に しゅー[は] ながみ[を] さ[だ]めまし[き] 「よ[き]いしーずー[え]」と |
5 |
み[た]び いな[み] みー[た]び うけ[て] かー[み]の ひつ[じ]の すー[べ]つかさ[と] こ[と]よされ[て] き[み]こそーはー [た]て |
6 |
ロ[マ]に いの[ち] しゅー[に] ささぐ[と] さー[か]はりつ[け]を あー[だ]に こい[し] う[ま]し きみ[の] み[あ]かしーぞー [よ]き |
7 |
ち[よ]やちよ[に] とー[き]は うつ[れ] うー[つ]ろいな[き]は かー[み]の いえ[よ] そ[の] さかえ[よ] そ[の] つよーきー[な]よ |