ロザリオの祈りは救い主イエズス様と聖母マリア様の主な喜び、苦しみ、栄えの玄義を黙想しながら天使祝詞(アヴェ・マリア)を百五十回唱える祈りです。天使祝詞十回が一連で、五連が一環となります。勧められる唱え方は毎日すべての玄義を黙想しながら三環唱えることですが、一日に一環だけ唱える場合は、喜びの玄義を月、木曜日に、苦しみの玄義を火、金曜日に、栄えの玄義を水、土、日曜日に黙想します。各連の唱え方は黙想する玄義を始めに唱え、大きな珠では主祷文を、小さな珠では天使祝詞を各一回ずつ唱え、終わりに栄唱を唱えます。
なお、ファチマの聖母が三人の牧童たちに教えられた祈り、「ああ、イエズスよ、我らの罪を許し給え。我らを地獄の火より守り給え。また、すべての霊魂、特に主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え」を各連の終わりに唱えられることをお勧めいたします。
第一玄義 |
この一連を献げて、聖母が御告げを受け給いたるを黙想し、 |
第二玄義 |
この一連を献げて、聖母がエリザベトを訪問し給いたるを黙想し、 |
第三玄義 |
この一連を献げて、主の降誕し給いたるを黙想し、 |
第四玄義 |
この一連を献げて、聖母が潔めの式にあずかり、 |
第五玄義 |
この一連を献げて、聖母が主を聖殿にて見出し給いたるを黙想し、 |
第一玄義 |
この一連を献げて、主がゲッセマニの園にて死するばかり |
第二玄義 |
この一連を献げて、主がむち打たれ給いたるを黙想し、 |
第三玄義 |
この一連を献げて、主がいばらの冠をかむらせられ給いたるを |
第四玄義 |
この一連を献げて、主が十字架を担い給いたるを黙想し、 |
第五玄義 |
この一連を献げて、主が十字架にくぎ付けにせられて |
第一玄義 |
この一連を献げて、主の復活し給いたるを黙想し、 |
第二玄義 |
この一連を献げて、主の昇天し給いたるを黙想し、 |
第三玄義 |
この一連を献げて、聖霊の降臨し給いたるを黙想し、 |
第四玄義 |
この一連を献げて、聖母の被昇天を黙想し、 |
第五玄義 |
この一連を献げて、聖母が天使と人類との元后に |
第一玄義 | 救い主イエズスの母として選ばれたマリア |
第二玄義 | エリザベトを訪問するマリア |
第三玄義 | ベトレヘムの馬小屋で生まれるイエズス |
第四玄義 | 神殿にささげられる幼な子イエズス |
第五玄義 | 神殿で見出されるイエズス |
第一玄義 | ゲッセマニの園で苦しまれるイエズス |
第二玄義 | むち打たれるイエズス |
第三玄義 | いばらの冠をかぶせられるイエズス |
第四玄義 | 十字架を担われるイエズス |
第五玄義 | 十字架につけられ、人類の救いのために 身をささげるイエズス |
第一玄義 | 復活のイエズス |
第二玄義 | 昇天のイエズス |
第三玄義 | 使徒たちの上につかわされる聖霊 |
第四玄義 | 体も霊とともに天に上げられたマリア |
第五玄義 | 天地の女王の栄冠を受けられたマリア |