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はじめてのロザリオ

ロザリオの写真  このページは、まだロザリオを一度も唱えたことがない方や、まだお祈りの言葉を暗記していない方のために書いてあります。すでにロザリオの唱え方を御存知で、玄義だけ確認したい方は、次ページの「ロザリオの祈り」を御覧ください。
 ロザリオの祈りは救い主イエズス様と聖母マリア様の主な喜び、苦しみ、栄えの玄義を黙想しながら天使祝詞(アヴェ・マリア)を百五十回唱える祈りです。天使祝詞十回が一連で、五連が一環となります。勧められる唱え方は毎日すべての玄義を黙想しながら三環唱えることですが、一日に一環だけ唱える場合は、喜びの玄義を月、木曜日に、苦しみの玄義を火、金曜日に、栄えの玄義を水、土、日曜日に黙想します。各連の唱え方は黙想する玄義を始めに唱え、大きな珠では主祷文を、小さな珠では天使祝詞を各一回ずつ唱え、終わりに栄唱を唱えます。
 なお、ファチマの聖母が三人の牧童たちに教えられた祈り、「ああ、イエズスよ、我らの罪を許し給え。我らを地獄の火より守り給え。また、すべての霊魂、特に主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え」を各連の終わりに唱えられることをお勧めいたします。


◆ ロザリオを買ったら、まず最初に、教会で神父様から祝福をいただいてください。ロザリオを持って行って、ミサが始まる前、あるいは終わった後など、神父様に話しかける機会のあるときに、「ロザリオの祝福をお願いします」と言ってお願いすれば、祝福していただけます。

◆ 神父様の祝福をいただく機会のない方は、祝福をいただける機会を得られるまで、お店で買ってきたままの状態で使ってくださっても構いません。ロザリオの祈りは、カトリック教会へ行ったことのない方、あるいは、ミサに与っているけれども、まだカトリック洗礼を受けていらっしゃらない方でも、唱えられることをお勧めいたします。

◆ ロザリオは、聖母マリアに祈りを捧げるときに使う数珠です。首にかけるペンダントではありません。

◆ ロザリオを唱える場所は、自宅でも、職場でも、どこでも構いませんが、ロザリオを唱えるのに最もふさわしい場所は、カトリック教会の聖堂に安置された御聖体の前です。

◆ 特に聖母に祈りたいこと(家族の旅の安全、自分の病気の回復、亡くなった知人の冥福など)があれば、はじめに、その意向を黙想します。

◆ 各連ごとの合間に、さらに、自分でお祈りを加えていっても構いません。

◆ ロザリオを唱えるのが初めての方は、最初のうちは、一連(各玄義)につき天使祝詞を3回くらい唱えたら、栄唱、ファチマの聖母の祈りに進んで、主の祈りから次の玄義に入るようにしてみてください。第五玄義まで続けられるように慣れてから、徐々に天使祝詞の回数を増やしていかれたほうが、毎日、続けやすいかも知れません。

◆ 電話や来客などによってロザリオを途中で中断しなければならなかったときは、再開するとき、十字架のしるしをしながら「父と子と聖霊のみ名によって。アーメン」と唱えてから、すでに唱え終わった玄義の次から始めても構いません。

◆ 慣れてきたら、ロザリオを唱え終わったあと、聖母の連祷や、サルベ・レジナ(元后あわれみの母)などのお祈りも唱えられると良いでしょう。

◆ ロザリオは、バラの花輪を編むように、ひとつずつ指先で珠をくりながらお祈りを唱えていくことから、ロザリオの祈りと呼ばれるようになったそうです。ひとつの珠ごとに、どのようにお祈りが進んでいくかを以下に記してみました。数珠がどのように連なっているか、御自分のロザリオを手にとって、たしかめてみてください。実際に唱えるお祈りの言葉の全文は、この表の下に書いてあります。

◆ 十字架のしるしは、右手を、額(「父と」)、胸(「子と」)、左肩(「聖霊の」、右肩(「み名によって」)の順番に運び、最後に両手を合わせて「アーメン」と唱えます。



rosary


十字架 十字架のしるしをして、
使徒信経(われは天地の創造主・・・アーメン)
 
主の祈り (天にまします われらの父よ・・・アーメン)
 
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
 
栄唱 (願わくは、父と子と・・)、
ファチマの聖母の祈り (ああ、イエズスよ・・)
 
メダイ 第一玄義を唱えて黙想、主の祈り (天にまします…アーメン)
(正面から見て、ロザリオの輪を 時計と逆向きに回っていきます)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
栄唱 (願わくは、父と子と聖霊とに・・)、
ファチマの聖母の祈り (ああ、イエズスよ、我らの罪を・・)
第二玄義を唱えて黙想、
 主の祈り (天にまします・・〜〜・・アーメン)
 
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
栄唱 (願わくは、父と子と聖霊とに・・)、
ファチマの聖母の祈り (ああ、イエズスよ、我らの罪を・・)
第三玄義を唱えて黙想、 主の祈り (天にまします・・・アーメン)
 
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
天使祝詞 (めでたし聖寵満ち満てるマリア・・・アーメン)
(この先も同様に進み、第三玄義、第四玄義、第五玄義まで繰り返す。)


§以下、実際に唱える方法です。「喜びの玄義」を例にとります。唱えられる順番に沿って、同じお祈りが繰り返し書いてあります。珠を繰っていく指は、◆のところでひとつずつ進み、◇のところで止まっていてください。もしも途中で珠の位置がわからなくなったら、上の表で確認してください。



【ロザリオ−喜びの玄義(月曜日、木曜日)】



◇最初に十字架のしるしをしながら 

十字のしるし 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

╋ 先頭の十字架のところで【使徒信経】を唱える。(ミサ中に唱えられる口語体の信仰宣言を暗記しているならば、そちらを唱えてもよいです。)

われは、天地の創造主、全能の父なる天主を信じ、またその御ひとり子、われらの主イエズス・キリスト、すなわち、聖霊によりて宿り、童貞マリアより生まれ、ポンシオ・ピラトの管下にて苦しみを受け、十字架につけられ、死して葬られ、古聖所にくだりて、三日目に死者のうちよりよみがえり、天に昇りて全能の父なる天主の右に座し、かしこより、生ける人と死せる人とを裁かんために来たりたもう主を信じたてまつる。われは聖霊、聖なる公教会、諸聖人の通効、罪のゆるし、肉身のよみがえり、終わりなきいのちを信じたてまつる。アーメン。

われは、てんちの そうぞうしゅ、ぜんのうの ちちなる てんしゅを しんじ、またその おんひとりご、われらの しゅイエズス・キリスト、すなわち、せいれいによりて やどり、どうていマリアより うまれ、ポンシオ・ピラトの かんかにて くるしみをうけ、じゅうじかに つけられ、しして ほうむられ、こせいしょに くだりて みっかめに ししゃのうちより よみがえり、てんに のぼりて ぜんのうの ちちなる てんしゅの みぎに ざし、かしこより いけるひとと しせるひととを さばかんために きたりたもう しゅを しんじたてまつる。▲われは せいれい、せいなる こうきょうかい、しょせいじんの つうこう、つみのゆるし、にくしんの よみがえり、おわりなき いのちを しんじたてまつる。アーメン。

◆十字架のすぐ上にある最初の珠のところで【主の祈り】を唱える。(ミサ中に唱えられる口語訳を暗記しているならば、そちらを唱えても良いです。)

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

てんにまします われらの ちちよ、ねがわくは、みなの とうとまれんことを、みくにの きたらんことを、みむねの てんに おこなわるるごとく、ちにも おこなわれんことを。▲われらの にちようの かてを、こんにち われらに あたえたまえ。われらが ひとに ゆるすごとく、われらの つみを ゆるしたまえ。われらを こころみに ひきたまざわれ、われらを あくより すくいたまえ。アーメン。

◆次に、三つ続いて並んでいる珠のところで、珠ひとつにつき【天使祝詞】を一回ずつ、計三回唱える。(口語文でも可)

めでたし 聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

めでたし せいちょう みちみてるマリア、しゅ おんみとともに まします。おんみは おんなの うちにて しゅくせられ、ごたいないの おんこ イエズスも しゅくせられたもう。▲てんしゅの おんはは せいマリア、つみびとなる われらのために、いまも りんじゅうのときも いのりたまえ。アーメン。

◆次の珠で【栄唱】を唱える。(口語文でも可)

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

ねがわくは、ちちと こと せいれいとに さかえ あらんことを。▲はじめに ありしごとく、いまも いつも よよに いたるまで。アーメン。

◇その位置のままで、【ファチマの聖母の祈り】を唱える。

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

▼ロザリオの輪のつなぎ目にあるメダイのところで、【第一玄義】を唱える。

annunciation【第一玄義】 この一連を献げて、聖母が御告げを受け給いたるを黙想し、その御取り次ぎによりてけんそんの徳をこいねがわん。

◇第一玄義を黙想しながら【主の祈り】を唱える。(指はメダイのところで止まったままです。)

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆一連目、最初の10個の珠で、以下の【天使祝詞】を10回唱える。 (天使祝詞を一回唱え終わる度に、指先を次の珠に進めていきます。)

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◇天使祝詞を10回唱え終わると、次の珠までの間隔があいているところへきているので、そこで指を止めて、【栄唱】を唱える。

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇指を止めたまま、【ファチマの聖母が牧童に教えられた祈り】を唱えて、一連目を終わる。

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

◆(二連目に入ります。次の珠へ進みます。) 【第二玄義】を唱える。

annunciation【第二玄義】 この一連を献げて、聖母がエリザベトを訪問し給いたるを黙想し、その御取り次ぎによりて人を愛する徳をこいねがわん。

◇第二玄義を黙想しながら【主の祈り】を唱える。(指は前後の間隔があいた珠のところで止まったままです。)

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆二連目の10個の珠で、以下の【天使祝詞】を10回、唱える。 (天使祝詞を一回唱え終わる度に、指先を次の珠に進めていきます。)

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◇天使祝詞を10回唱え終わると、次の珠までの間隔があいているところへきているので、そこで指を止めて、【栄唱】を唱える。

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇指を止めたまま、【ファチマの聖母が牧童に教えられた祈り】を唱えて、二連目を終わる。

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

◆ (三連目に入ります。) 【第三玄義】を唱える。

annunciation【第三玄義】 この一連を献げて、主の降誕し給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて清貧の徳をこいねがわん。

◇第三玄義を黙想しながら【主の祈り】を唱える。(指は前後の間隔があいた珠のところで止まったままです。)

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆三連目の10個の珠で、以下の【天使祝詞】を10回、唱える。 (天使祝詞を一回唱え終わる度に、指先を次の珠に進めていきます。)

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◇天使祝詞を10回唱え終わると、次の珠までの間隔があいているところへきているので、そこで指を止めて、【栄唱】を唱える。

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇指を止めたまま、【ファチマの聖母が牧童に教えられた祈り】を唱えて、三連目を終わる。

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。


◆ (四連目に入ります。) 【第四玄義】を唱える。

annunciation【第四玄義】 この一連を献げて、聖母が潔めの式にあずかり、主を聖殿に献げ給いたるを黙想し、その御取り次ぎによりておきてを守る徳をこいねがわん。

◇第四玄義を黙想しながら【主の祈り】を唱える。(指は前後の間隔があいた珠のところで止まったままです。)

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆四連目の10個の珠で、以下の【天使祝詞】を10回、唱える。 (天使祝詞を一回唱え終わる度に、指先を次の珠に進めていきます。)

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◇天使祝詞を10回唱え終わると、次の珠までの間隔があいているところへきているので、そこで指を止めて、【栄唱】を唱える。

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇指を止めたまま、【ファチマの聖母が牧童に教えられた祈り】を唱えて、四連目を終わる。

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。


◆ (五連目に入ります。) 【第五玄義】を唱える。

annunciation【第五玄義】 この一連を献げて、聖母が主を聖殿にて見出し給いたるを黙想し、その御取り次ぎによりて主を愛する徳をこいねがわん。

◇第五玄義を黙想しながら【主の祈り】を唱える。(指は前後の間隔があいた珠のところで止まったままです。)

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆五連目の10個の珠で、以下の【天使祝詞】を10回、唱える。 (天使祝詞を一回唱え終わる度に、指先を次の珠に進めていきます。)

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

▼天使祝詞を10回唱え終わると、ロザリオの輪を一周して、第一玄義を唱えたメダイ(大玉)のところへ指がたどりつくので、そこで【栄唱】を唱える。

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

(▼) そのままの位置で、【ファチマの聖母が牧童に教えられた祈り】を唱えて終わる。

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

(▼) 最後にもう一度、いちばん最初に唱えたように、十字架のしるしをしながら

十字のしるし 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

●これで、ロザリオ一環が終わります。


以下、前述の「喜びの玄義」よりも簡単に書いていきます。

【ロザリオ−苦しみの玄義 (火曜日、金曜日)】


十字のしるし 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。

◆使徒信経

われは、天地の創造主、全能の父なる天主を信じ、またその御ひとり子、われらの主イエズス・キリスト、すなわち、聖霊によりて宿り、童貞マリアより生まれ、ポンシオ・ピラトの管下にて苦しみを受け、十字架につけられ、死して葬られ、古聖所にくだりて、三日目に死者のうちよりよみがえり、天に昇りて全能の父なる天主の右に座し、かしこより、生ける人と死せる人とを裁かんために来たりたもう主を信じたてまつる。われは聖霊、聖なる公教会、諸聖人の通効、罪のゆるし、肉身のよみがえり、終わりなきいのちを信じたてまつる。アーメン。

◆主の祈り

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆天使祝詞 3回

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◆栄唱

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇ファチマの聖母が教えられた祈り 

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

▼第一玄義

annunciationこの一連を献げて、主がゲッセマニの園にて死するばかり憂い給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて罪を痛悔する恵みをこいねがわん。

◇主の祈り

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆天使祝詞 10回

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◇栄唱

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇ファチマの聖母が教えられた祈り

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

◆第二玄義

annunciationこの一連を献げて、主がむち打たれ給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて罪を償う恵みをこいねがわん。

◇主の祈り  

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆天使祝詞 10回

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◇栄唱

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇ファチマの聖母が教えられた祈り

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

◆第三玄義

annunciationこの一連を献げて、主がいばらの冠をかむらせられ給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて侮辱を恐れざる恵みをこいねがわん。

◇主の祈り

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆天使祝詞 10回

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◇栄唱

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇ファチマの聖母が教えられた祈り

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

◆第四玄義

annunciationこの一連を献げて、主が十字架を担い給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて苦難を甘んじ受くる恵みをこいねがわん。

◇主の祈り

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆天使祝詞 10回

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

◇栄唱

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

◇ファチマの聖母が教えられた祈り

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

◆第五玄義

annunciationこの一連を献げて、主が十字架にくぎ付けにせられて死し給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて救霊の恵みをこいねがわん。

◇主の祈り

天にましますわれらの父よ、願わくは、み名の尊まれんことを、み国の来たらんことを、み旨の天に行わるるごとく地にも行われんことを。われらの日用の糧を、今日われらに与え給え。われらが人にゆるすごとく、われらの罪をゆるし給え。われらを試みに引きたまわざれ、われらを悪より救い給え。アーメン。

◆天使祝詞 10回

めでたし聖寵満ち満てるマリア、主御身とともにまします。御身は女のうちにて祝せられ、ご胎内の御子イエズスも祝せられたもう。天主の御母聖マリア、罪人なるわれらのために、今も臨終のときも祈り給え。アーメン。

▼栄唱

願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。初めにありしごとく、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。

▼ファチマの聖母が教えられた祈り

ああ、イエズスよ、我らの罪を赦し給え。我らを地獄の火より守り給え。またすべての霊魂、ことに主の御憐れみをもっとも必要とする霊魂を天国に導き給え。

▼十字架のしるしをしながら

父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。


【ロザリオ−栄えの玄義 (水曜日、土曜日、日曜日)】


父と子と聖霊の〜
◆使徒信経
◆主の祈り
◆天使祝詞 3回
◆栄唱、ファチマの聖母の祈り
▼第一玄義 この一連を献げて、主の復活し給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて信仰の徳をこいねがわん。

annunciation

◇主の祈り
◆天使祝詞 10回
◇栄唱、ファチマの聖母の祈り

◆第二玄義 この一連を献げて、主の昇天し給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて天国の福楽を深く望む心をこいねがわん。
annunciation

◇主の祈り
◆天使祝詞 10回
◇栄唱、ファチマの聖母の祈り

◆第三玄義 この一連を献げて、聖霊の降臨し給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて聖霊の賜物をこいねがわん。
annunciation

◇主の祈り
◆天使祝詞 10回
◇栄唱、ファチマの聖母の祈り

◆第四玄義 この一連を献げて、聖母の被昇天を黙想し、その御取り次ぎによりて善き終りを遂ぐる恵みをこいねがわん。
annunciation

◇主の祈り
◆天使祝詞 10回
◇栄唱、ファチマの聖母の祈り

◆第五玄義 この一連を献げて、聖母が天使と人類との元后に立てられ給いしを黙想し、その御取り次ぎによりて永福の冠をこいねがわん。
annunciation

◇主の祈り
◆天使祝詞 10回
▼栄唱、ファチマの聖母の祈り

父と子と聖霊の〜



各玄義をまとめると、以下のようになります。


【よろこびの玄義(月曜日、木曜日)】

第一玄義  救い主イエズスの母として選ばれたマリア
第二玄義  エリザベトを訪問するマリア
第三玄義  ベトレヘムの馬小屋で生まれるイエズス
第四玄義  神殿にささげられる幼な子イエズス
第五玄義  神殿で見出されるイエズス



【苦しみの玄義(火曜日、金曜日)】

第一玄義  ゲッセマニの園で苦しまれるイエズス
第二玄義  むち打たれるイエズス
第三玄義  いばらの冠をかぶせられるイエズス
第四玄義  十字架を担われるイエズス
第五玄義  十字架につけられ、人類の救いのために身をささげるイエズス



【栄えの玄義(水曜日、土曜日、日曜日)】

第一玄義  復活のイエズス
第二玄義  昇天のイエズス
第三玄義  使徒たちの上につかわされる聖霊
第四玄義  体も霊とともに天に上げられたマリア
第五玄義  天地の女王の栄冠を受けられたマリア




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